『人を動かす』にはどうしたらいいのか?
人を動かすのってすごく大変ですよね🤔
ビジネスの現場では、管理職の方や新人教育を担う方たちが一番思っていそう…
「何か行動を起こして欲しい!こうなってほしい!」と思っても、なかなか人を変えることは難しいです。。
そんな問題をちょっとだけ解決してくれるようなことを知ったので、ここでも少し紹介したいと思います。
(※これは『武器になる哲学』という本から得た情報になります。この本、すごく面白かったので、また紹介したいです)
<内容>
①人を動かす(変える)には何が必要なのか
哲学者のアリストテレスは「人を動かすには『ロゴス』『エトス』『パトス』が必要だ」と言っているそうです。
具体的に言えば
・内容が論理的に筋が通っていることであること(=ロゴス)
・内容が道徳的に正しいことであること(=エトス)
・本人が情熱を持って話していること(=パトス)
の三つが必要であるということです。
「言われてみれば確かに…」と思いますよね🤔
私的には「パトス(情熱)って意外に大切だよな~」と思います。
いくら筋が通っていて正しいことであっても、それを話す本人から情熱さを感じることが出来なかったら、心打たれることはないだろうなぁ…と。
②三要素に依存する危険性
ロゴス・エトス・パトスの三要素を持って、説得することで人は心を揺さぶられる…ということが分かりましたが…
私が読んだ本では、その三要素のみに依存する危険性が書かれていました。
例えば、ヒトラーは恐ろしいほどに人を惹きつける演説をしたことで有名ですが、結果として最悪の悲劇を引き起こしていますよね…🤔
もし三要素を揃えて演説するカリスマがいたとしても。その本人の言う通りに実行して良い結果を生むとは限らない。
『言葉』は人を変えるほどの力があるからこそ、それは時として人を誤らせることになる。
「物事がよりよい展開になるために、人を動かす」ことを成し得るには、三要素に加えて『対話』が大事だと!!!
対話を重ねることで、より良い終結点にたどり着くことができるかもしれないし、『動く側』も納得して行動することができるということですね。
まとめ
「人を動かす」ためには、ロゴス・エトス・パトスが大事であると共に、対話も大切なんだなぁ…というような内容が伝われば幸いです。
私も、これからはその三要素を意識して話しつつ、対話も重ねながら「相手が真の意味で納得する」ことを目指していきたいです。
先述しましたが、また機会があれば、今回参考にさせていただいた『武器になる哲学』という本の紹介もしたいと思っております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨
p.s. それにしても、ロゴス・エトス・パトスって響きがかっこいいですね…(笑)無駄に言いたくなる←